ライフワークと犬のしつけ

ニキビの最重症や重症の患者さんには、過剰な免疫の働きを抑えたり、炎症を治したりする目的でステロイド薬(商品名プレドニン、リンデロンなど)を内服してもらうことがあります。

また、補助療法として精神症状に効く薬などを併用することもあります。ニキビによるかゆみがあると、イライラする、眠れないといった精神的な症状が強く出ることがあります。

逆に、ストレスがたまってイライラしていると無意識に体をポリポリとかいて、ニキビを悪化させてしまうこともあります。 そこで、精神的に高ぶったり、うつ状態になって気持ちの落ち込みがひどかったりするときなどは、それらの症状をやわらげる向精神薬や抗不安薬、眠れないときは睡眠導入薬を使用することがあります。

敏感肌のための本当に正しいニキビケア

●漢方薬を使うこともあります

また、昨今、東洋医学への関心や要望が高まっており、「漢方薬で治療したい」と望む患者さんも少なくありません。実際、ニキビの治療には、補中益気湯、十昧敗毒湯、柴胡清肝湯、消風散、柴朴湯などの漢方薬が用いられ、効果があるという報告も出ています。

ただし、その多くは、医師の経験にのっとった「症例報告」に基づくもので、信頼性の高い大規模な研究報告はあまりありません。

漢方薬は西洋薬とは異なり、その患者さんの体質や体形(太っている、やせているなど)、ニキビの状態などを診察して、処方が決まります。

そのため、一定の条件のもとでニキビ治療を行い、何人中何人に効いたという西洋医学的な臨床試験の方法で評価するのはむずかしいのです。

それでも最近では、漢方治療できちんとした臨床試験を行っていこうという動きが出ています。